築炉工事とは
そもそも「炉」とは、ガス、木炭、木薪、石炭、コークス、電熱などの
様々なエネルギーを使い、材料を加熱・溶解・焼却・発電するための装置です。
皆様の身近な炉で例えると、ゴミ焼却炉が一番世間に浸透しております。
その炉を建てることを「築炉」といい、
不定形耐火物を使い新設や改修、メンテナンス工事を行っております。
炉の内部は1,000°以上の高温状態になるため、
高温から炉を守るために、豊富な知識と高度な技術での施工が必要です。
耐火物の種類
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定形耐火物
一般的には耐火レンガた耐火セメントなどの形状が明らかに定められている耐火物を指します。築炉内の高温や化学的な腐食に耐える特色を持っており築壁や炉床などの部分に使用いたします。
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不定形耐火物
定形耐火物に対して一定の形状がなく、不規則な形状や表面に対して密着するほどの柔軟性のある耐火材料として使用いたします。
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繊維質耐火物
耐火セラミックファイバーや耐火繊維とも呼ばれ繊維上の形状を持つ耐火物のことを指します。柔軟で稼働性に優れており、特定の形状に適応可能で、断熱性や耐火性に優れた耐火物の一種です。
炉の種類
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焼却炉
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ガス洗浄塔(抗火石構築)
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溶解炉
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加熱炉
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回転炉
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バイオマス発電設備